キハーダという打楽器について
「キハーダ」とい打楽器をしていますか?
北島三郎さんの「与作」で、♪与作は木を切るヘイヘイホーヘイヘイホー♪の後に「コ〜ッ」て鳴るあの楽器です。
曲のサビに入る前にインパクトをつけたいときに、あの「コ〜ッ」という音がいいですよね。
私の「キャンドルライト」という曲の中でも使っています。
当初、あの楽器の名前がわからなかったので、ネット検索で「与作」・「打楽器」と入れたらでてきました。
「キハーダ」とはスペイン語でアゴの骨という意味だそうで、元は、ロバや馬のアゴの骨を乾燥させて作られた、アフリカの民族楽器だそうです。
それが、アメリカ大陸の発見により奴隷として連行された黒人からラテンアメリカに伝わり、その後、金属と木などを組み合わせて、よく似た音が出るものが作られるようになりました。
ロバや馬の骨で作られたものを「キハーダ」、金属と木などを組み合わせて作ったものを「ビブラスラップ」と、区別して呼ぶ場合もあるようですが、一般的には、両方を総称して「キハーダ」と呼ぶ場合が多いようです。
安いものであれば、楽器屋さんで3000円弱で買うことができるのですが、曲中に数回出てくるだけなのを考えると、購入するのはちょっと躊躇しちゃいます。
私の場合、ネットで音源を無料配信してくれている方がいらっしゃったので、購入せずに音源だけ使わせていただきました。
世界には他にも、いろいろな音の楽器があります。今度ゆっくり調べてみたいなぁと思いました。